図書館司書に溺愛を捧ぐ
「凄かったな」

「うん」

「お腹すいた?」

「たこ焼き食べたからそんなでもないかな」

「そうだな。じゃ、もう少ししてから行くか」

私たちは部屋へ戻るとリビングに座った。
新しいビールを持ってきてくれ、2人でテレビを見ながら飲み始めた。

のんびりしてしまい、このままデリバリーでも頼もうかとなったが小腹は満たされあまり食べたいものもない。

夜も更けてきてしまい遅くなってしまった。

基紀さんは家まで送ってくれることになり、歩いて帰ることになった。

まさかこんなに家が近かったとは思わなかった。

私は自転車で図書館に行くが基紀さんは車だったから遠くに住んでるのかと思っていた。

仕事のため車で通勤してるだけだったなんて驚いた。
私を送り届けてくれたこともあるんだから教えてくれても良かったのにな、と少し思った。
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