【完】好きだからそばにいるんだよ
「日和....」
「その反応は、まだ諦めきれないのか?」
「白矢...!?」
広瀬たちとテレビを見ていたが、日和が玄関を出るのを見て、白矢も上着を着て外に出ようとしていた。
しかし、日和ともう1人いることに気づいた白矢はドアの隙間から誰がいるのか確認した。
そこにいたのは桐斗だったので安心したが、桐斗が日和に告白していたので、出るに出られなかった。
「白矢くん。もしかして今の聞いてたの?」
「まぁな」
白矢は家から出てすぐ、日和のそばに寄った。
「うわぁ...。立ち聞きとかお前趣味悪いな」
「趣味は良い方だ。お前と同じ、相手を好きになったんだからな」
苦笑いをした桐斗。それでも、悪い気がしなかった。中原日和という、同じ女性を好きになったもの同士だから。
「確かに。同じ相手も好きになった仲だからな。日和こと、大事にしてやれよ?白矢」
「あぁ。俺は日和を絶対に離さない。これからもずっと...。お前がもう一度好きになっても、俺がそれを阻止するからな?」
「それはもう、ないな。俺には他に好きな奴がいるからな」
「それって...!」
日和は桐斗が想っている人物はすぐに検討がついた。長い間、桐斗のそばにいて、尚且つ、その女性も桐斗のことを想っている。
「木乃実だ。まだ内緒だぞ?これは自分から言いたいからな」
「その反応は、まだ諦めきれないのか?」
「白矢...!?」
広瀬たちとテレビを見ていたが、日和が玄関を出るのを見て、白矢も上着を着て外に出ようとしていた。
しかし、日和ともう1人いることに気づいた白矢はドアの隙間から誰がいるのか確認した。
そこにいたのは桐斗だったので安心したが、桐斗が日和に告白していたので、出るに出られなかった。
「白矢くん。もしかして今の聞いてたの?」
「まぁな」
白矢は家から出てすぐ、日和のそばに寄った。
「うわぁ...。立ち聞きとかお前趣味悪いな」
「趣味は良い方だ。お前と同じ、相手を好きになったんだからな」
苦笑いをした桐斗。それでも、悪い気がしなかった。中原日和という、同じ女性を好きになったもの同士だから。
「確かに。同じ相手も好きになった仲だからな。日和こと、大事にしてやれよ?白矢」
「あぁ。俺は日和を絶対に離さない。これからもずっと...。お前がもう一度好きになっても、俺がそれを阻止するからな?」
「それはもう、ないな。俺には他に好きな奴がいるからな」
「それって...!」
日和は桐斗が想っている人物はすぐに検討がついた。長い間、桐斗のそばにいて、尚且つ、その女性も桐斗のことを想っている。
「木乃実だ。まだ内緒だぞ?これは自分から言いたいからな」