【完】好きだからそばにいるんだよ
お日様のように
今年の大晦日は友人皆で年を越すことにした日和。鍋を囲んで、皆と夜遅くまで楽しい時間を過ごしていた。
しかし、深夜を過ぎた頃、母から1本の電話がかかってきた。そして、祖母が救急車で病院に運ばれたことを告げられる。
『日和?聞いているの?』
はっ....!
「大丈夫、聞いてるよ。病院はいつもの総合病院だよね?今から行くから」
震えた手で、電話を切った日和はしばらく下を向いて状況を整理していた。
「日和、おばさんなんだって?」
そんな日和に先に話しかけたのは美華。美華は先に電話に出て、状況を日和の母から聞いていたため、すぐに日和の心情を理解していた。
「病院にすぐに来てって。おばぁちゃんが今から手術するから....。私、行ってくる」
日和は家を出て、祖母が待つ総合病院に向かった。
「白矢くん、日和をお願い。あの子には今、白矢くんが必要だから。私たちはここで待っている」
美華は日和を白矢に託した。白矢はすぐに日和の後を追いかける。
しかし、深夜を過ぎた頃、母から1本の電話がかかってきた。そして、祖母が救急車で病院に運ばれたことを告げられる。
『日和?聞いているの?』
はっ....!
「大丈夫、聞いてるよ。病院はいつもの総合病院だよね?今から行くから」
震えた手で、電話を切った日和はしばらく下を向いて状況を整理していた。
「日和、おばさんなんだって?」
そんな日和に先に話しかけたのは美華。美華は先に電話に出て、状況を日和の母から聞いていたため、すぐに日和の心情を理解していた。
「病院にすぐに来てって。おばぁちゃんが今から手術するから....。私、行ってくる」
日和は家を出て、祖母が待つ総合病院に向かった。
「白矢くん、日和をお願い。あの子には今、白矢くんが必要だから。私たちはここで待っている」
美華は日和を白矢に託した。白矢はすぐに日和の後を追いかける。