【完】好きだからそばにいるんだよ
「俺もだ。俺も、日和が好きでたまらない。もう、どこにも行かせたくないし、離したくない。好きだからそばにいたいって気持ちは俺もそうだから...」








再び重なりあった唇は2人の気持ちを更に深い愛に満ちていく。離れていて気づいたお互いの気持ち。恋なんて分からなかった日和は初めてその意味を知った。







恋を知らない私に、恋を教えてくれたのはあなただよ。








これからどれくらい、あなたに伝えられることができるかな?大人になるまで?








ずっとずっと、沢山伝えたいよ。あなたに私の気持ちを。






そばにいたいだけじゃ私には足りない。私は、あなたが好きだからそばにいるんだよって言えるようにこれから大人になっていきたいな。








好きという気持ちは時に、強い試練を与える。









その道は過酷で辛いものだが、乗り越えて初めてお互いの気持ちを知ることができる。









私はこれからも白矢くんのことを想いたい。








どれだけ離れていてもその想いは変わらない。








ずっと白矢くんとこの先も一緒に歩みたい。









私の心はもう、白矢くんで埋め尽くされているから。








それが溢れるくらいこれからもあなたを好きになるよ。
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