【完】好きだからそばにいるんだよ
転校初日。日和はいつものように祖母が作ったぴよ吉さんのぬいぐるみを抱いてからお日様の光を浴びてから朝の支度を始めた。
ぴよ吉さんは今日も、もふもふで気持ちいね。このまま二度寝をしたい...はっ!
いけないいけない...!ここで寝たらのんびり屋を卒業した意味が無くなっちゃう。
顔をぺしんと叩き、気合いを入れ直した。
痛い...。強くなりすぎた。でも目は覚めたよ。次は制服!
久しぶりの学校の制服。あれから少し背が伸びて、新しくしたんだよね。
そして髪も。肩より長く伸びたんだ。いつもはリボンを付けていたけど、今日は違う。
じゃーん!白矢くんから貰ったヘアピン!しかもぴよ吉さん付き。
ネットでオーダーメイドのアクセを作っている人がいて、その人に注文してくれたんだって。
貰ったその日から、ヘアアイロンも使うようになったよ。なるべく髪を綺麗にしてから付けたくなってね。
よし!ズレなし。寝癖なし!
階段を下りて、リビングにいる祖母に挨拶をしに行った日和。
「おばぁちゃんおはよう!今日から入院だね」
今日も元気にお茶を飲んでテレビを見ている。この家にも慣れてきたみたいだ。
「おはよう日和ちゃん。おばぁちゃん頑張るよ。これからもっと日和ちゃんの笑顔を見たいから」
私もだよおばぁちゃん。
「頑張ってね!行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい」
今日も私、中原日和は笑顔絶やさずに、元気に学校へ登校します!
いつもの待ち合わせの場所でぴよ吉パンを食べながら待つ日和。
これだけはどうしてもやめられないな。ぴよ吉パンの新作、抹茶クリーム味。このほろ苦さが癖になる。
ウマウマ〜。
もぐもぐもぐもぐ.... もぐもぐもぐもぐ...
そこに、美華、紬、凛、白矢が到着。
「日和おはよう!」
美華がおはようと言うと日和はパンを咥えながらおはようと返した。
「おごご!」
「日和、またアンタはパンを食べながらおはようって言う。凛もなんとか言ってよ」
「日和、食べながらさすがに白矢くんが引くよ?」
日和はハッとし、白矢の方をそぉーっと見た。
やっぱりこれはやめたいといけない?女の子らしくないよね。
「俺は可愛いと思うから全然いいと思うけどな」
可愛い!?白矢くん言うなら、やめなくてもいいかな?なーんてね。
白矢が日和を甘やかす姿を見て美華たちは心底呆れた。
「白矢くんがまーた日和を甘やかしたよ。どう思う紬」
グサリ!りーちゃんそれはキツいよ...。でも、悪いのは私か。ぐぬぬ...。
「リア充ってなんでもありなんだな....。凛、日和の教育よろしく!」
教育って!私はそこまで子供じゃないよ...!
「白矢くんの気持ちも分かるんだけどね。日和、そろそろ直そうか。その癖」
ぴよ吉さんは今日も、もふもふで気持ちいね。このまま二度寝をしたい...はっ!
いけないいけない...!ここで寝たらのんびり屋を卒業した意味が無くなっちゃう。
顔をぺしんと叩き、気合いを入れ直した。
痛い...。強くなりすぎた。でも目は覚めたよ。次は制服!
久しぶりの学校の制服。あれから少し背が伸びて、新しくしたんだよね。
そして髪も。肩より長く伸びたんだ。いつもはリボンを付けていたけど、今日は違う。
じゃーん!白矢くんから貰ったヘアピン!しかもぴよ吉さん付き。
ネットでオーダーメイドのアクセを作っている人がいて、その人に注文してくれたんだって。
貰ったその日から、ヘアアイロンも使うようになったよ。なるべく髪を綺麗にしてから付けたくなってね。
よし!ズレなし。寝癖なし!
階段を下りて、リビングにいる祖母に挨拶をしに行った日和。
「おばぁちゃんおはよう!今日から入院だね」
今日も元気にお茶を飲んでテレビを見ている。この家にも慣れてきたみたいだ。
「おはよう日和ちゃん。おばぁちゃん頑張るよ。これからもっと日和ちゃんの笑顔を見たいから」
私もだよおばぁちゃん。
「頑張ってね!行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい」
今日も私、中原日和は笑顔絶やさずに、元気に学校へ登校します!
いつもの待ち合わせの場所でぴよ吉パンを食べながら待つ日和。
これだけはどうしてもやめられないな。ぴよ吉パンの新作、抹茶クリーム味。このほろ苦さが癖になる。
ウマウマ〜。
もぐもぐもぐもぐ.... もぐもぐもぐもぐ...
そこに、美華、紬、凛、白矢が到着。
「日和おはよう!」
美華がおはようと言うと日和はパンを咥えながらおはようと返した。
「おごご!」
「日和、またアンタはパンを食べながらおはようって言う。凛もなんとか言ってよ」
「日和、食べながらさすがに白矢くんが引くよ?」
日和はハッとし、白矢の方をそぉーっと見た。
やっぱりこれはやめたいといけない?女の子らしくないよね。
「俺は可愛いと思うから全然いいと思うけどな」
可愛い!?白矢くん言うなら、やめなくてもいいかな?なーんてね。
白矢が日和を甘やかす姿を見て美華たちは心底呆れた。
「白矢くんがまーた日和を甘やかしたよ。どう思う紬」
グサリ!りーちゃんそれはキツいよ...。でも、悪いのは私か。ぐぬぬ...。
「リア充ってなんでもありなんだな....。凛、日和の教育よろしく!」
教育って!私はそこまで子供じゃないよ...!
「白矢くんの気持ちも分かるんだけどね。日和、そろそろ直そうか。その癖」