【完】好きだからそばにいるんだよ
次の日の朝。日和は登校してすぐに職員室に行った。
母からの連絡が既にきていて、先生は朝のHRでクラスの皆に説明すると言った。
皆、驚くだろうな。どんな顔していよう...。笑っているのも変だし。
かと言って、悲しい顔するのも皆を不安にさせちゃうよね。いつも通りにしていよう。
「突然だが、皆に話がある」
朝のHRが始まり、早速先生は日和の転校について話し始めた。
「という訳で、中原は2週間後に転校することになった。だが、春には戻るそうだから卒業式は皆と出られる。だからあまり悲しむことはない」
気遣っている先生の気持ちは分かるが、白矢と美華は驚きを隠せないでいた。
休み時間になり、美華は違うクラスにいる、紬と凛に日和の転校のことを知らせた。
「日和、転校って本当!?」
「凛、落ち着いて...」
「紬...だって...」
「つーちゃん。転校は本当だよ。ごめんね。驚かせて...。皆もごめんね」
「謝ることない。一番ショックを受けているのは中原なんだから」
「白矢くん...。確かにパパに最初転校のこと言われてショックを受けたけど、大好きなおばあちゃんのためだから。私、頑張ることにしたんだ」
母からの連絡が既にきていて、先生は朝のHRでクラスの皆に説明すると言った。
皆、驚くだろうな。どんな顔していよう...。笑っているのも変だし。
かと言って、悲しい顔するのも皆を不安にさせちゃうよね。いつも通りにしていよう。
「突然だが、皆に話がある」
朝のHRが始まり、早速先生は日和の転校について話し始めた。
「という訳で、中原は2週間後に転校することになった。だが、春には戻るそうだから卒業式は皆と出られる。だからあまり悲しむことはない」
気遣っている先生の気持ちは分かるが、白矢と美華は驚きを隠せないでいた。
休み時間になり、美華は違うクラスにいる、紬と凛に日和の転校のことを知らせた。
「日和、転校って本当!?」
「凛、落ち着いて...」
「紬...だって...」
「つーちゃん。転校は本当だよ。ごめんね。驚かせて...。皆もごめんね」
「謝ることない。一番ショックを受けているのは中原なんだから」
「白矢くん...。確かにパパに最初転校のこと言われてショックを受けたけど、大好きなおばあちゃんのためだから。私、頑張ることにしたんだ」