【完】好きだからそばにいるんだよ
「おぉ〜!これはこれは...!」
広瀬含め、周りの部員や日和と同じように手芸部に通う生徒たちが木乃実が作った衣装の完成度に驚いた。
「凄い...!」
その完成度に思わず声が出た日和。
矢島さん、こんな素敵なドレスを1人で作るなんて。
そう。木乃実が作ったのは、ハロウィンの仮装の魔女やドラキュラとかではなく、パーティなどで着るドレスだった。
そのドレスはフィッシュテールと呼ばれる形で、色は薄いピンク。スカートの周りにはレースが縫われている。
「素晴らしいですね矢島さん。私もこの部に3年間所属していますがこれ程クオリティの高い作品は初めて見ました」
広瀬が感激していると、手芸部の教室に桐斗がやって来た。
「すいません矢島いますか?」
「桐斗くん」
「日和もいたのか。あ!おい木乃実。一緒に帰ると言っといて何時間待たせるんだよ!?」
一緒に帰る約束してたんだ。矢島さんって確か放課後になってからずっといたよね。
きっと、集中していたから時間を忘れていたんだね。
「ん?それ、日和の仮装用のやつか?」
「そうだよ」
「ヒヨコか?なんか見たことがあるような...」
広瀬含め、周りの部員や日和と同じように手芸部に通う生徒たちが木乃実が作った衣装の完成度に驚いた。
「凄い...!」
その完成度に思わず声が出た日和。
矢島さん、こんな素敵なドレスを1人で作るなんて。
そう。木乃実が作ったのは、ハロウィンの仮装の魔女やドラキュラとかではなく、パーティなどで着るドレスだった。
そのドレスはフィッシュテールと呼ばれる形で、色は薄いピンク。スカートの周りにはレースが縫われている。
「素晴らしいですね矢島さん。私もこの部に3年間所属していますがこれ程クオリティの高い作品は初めて見ました」
広瀬が感激していると、手芸部の教室に桐斗がやって来た。
「すいません矢島いますか?」
「桐斗くん」
「日和もいたのか。あ!おい木乃実。一緒に帰ると言っといて何時間待たせるんだよ!?」
一緒に帰る約束してたんだ。矢島さんって確か放課後になってからずっといたよね。
きっと、集中していたから時間を忘れていたんだね。
「ん?それ、日和の仮装用のやつか?」
「そうだよ」
「ヒヨコか?なんか見たことがあるような...」