【完】好きだからそばにいるんだよ
「もぐもぐもぐ。ひゃい、やひまじゃん。かすひゃーどもおいひーよ!」
「飲み込んでから話してよ」
いつもはヒヨコに似ていると言われている日和だが、ぴよ吉パンを頬張っている姿はハムスターやリスのように見えた。
「ゴクン。えへへ。それ久しぶりに言われた」
「さあ、2人とも。そろそろ夕飯にするから手伝ってちょうだい」
「はーい!」
「え!?私も...!」
「食べてって。おばあちゃんの料理美味しいから」
お言葉に甘えることにした木乃実。この日の夕食は寒いので鍋。野菜やお魚、お肉にキノコが沢山入っている。
さっきまでパンを食べていた日和はその小さな体で、祖母と木乃実の倍の量を平らげた。
その小さな体にどれだけ入るのだろうと不思議に思った木乃実。日和は最後の雑炊まで食べ、夕飯を終えた。
「お腹いっぱい。おばあちゃん、ポンチョ作りしよう」
「いいわよ。その前にこれを片付けないとね」
「私も手伝います」
木乃実は率先して片付けを行う。日和は木乃実の緊張が取れてきたのを見て、嬉しくなった。
ほら、やっぱり矢島さんはとても優しい子だよ。おばあちゃんも手伝ってもらえて嬉しそう。
片付けを終えた日和は祖母と共にポンチョ作りを始める。
木乃実は母にメールで夕飯を済ませたことと、少し帰宅が遅れることを知らせた。
「飲み込んでから話してよ」
いつもはヒヨコに似ていると言われている日和だが、ぴよ吉パンを頬張っている姿はハムスターやリスのように見えた。
「ゴクン。えへへ。それ久しぶりに言われた」
「さあ、2人とも。そろそろ夕飯にするから手伝ってちょうだい」
「はーい!」
「え!?私も...!」
「食べてって。おばあちゃんの料理美味しいから」
お言葉に甘えることにした木乃実。この日の夕食は寒いので鍋。野菜やお魚、お肉にキノコが沢山入っている。
さっきまでパンを食べていた日和はその小さな体で、祖母と木乃実の倍の量を平らげた。
その小さな体にどれだけ入るのだろうと不思議に思った木乃実。日和は最後の雑炊まで食べ、夕飯を終えた。
「お腹いっぱい。おばあちゃん、ポンチョ作りしよう」
「いいわよ。その前にこれを片付けないとね」
「私も手伝います」
木乃実は率先して片付けを行う。日和は木乃実の緊張が取れてきたのを見て、嬉しくなった。
ほら、やっぱり矢島さんはとても優しい子だよ。おばあちゃんも手伝ってもらえて嬉しそう。
片付けを終えた日和は祖母と共にポンチョ作りを始める。
木乃実は母にメールで夕飯を済ませたことと、少し帰宅が遅れることを知らせた。