【完】好きだからそばにいるんだよ
「ありがとう。中原それ、ぴよ吉さんのポンチョ?似合ってる」






「あ、ありがとう...!」






白矢くんに似合ってるって言われた。嬉しい。






「メール。きたのは知っていたんだけど、どうせなら直接見て、感想言いたくて。不安にさせたよな」








「不安だったけど、白矢くんに似合ってるって言われて嬉しかったから許します」






「おい日和。いつまで話してんだ?」






「あ、桐斗くん」






見知らぬ男が来て、白矢はすぐに立ち上がり、日和を背に隠した。






「お前、日和の何なんだ?」






もちろん、桐斗は白矢とは初対面。なので、日和にナンパしている悪い男だと思い、威嚇をした。






日和は危機感を感じてすぐに2人の間に入って、白矢のことを説明する。






「桐斗くん。この人は白矢誉くん。わ、私の彼氏だよ...!」







「えっ!?こいつが...」







初めて見た日和の彼氏。桐斗は聞いた時からどんな男か気になっていた。









それが今日、目の前にいるなんて思ってもみなかった。






「だからそんなに威嚇しないで。もう白矢くんも...!ダメだよ。ケンカなんてしちゃ」






「すまない...。もう、しないから」






修羅場になりかけていたが、日和の一言で収まった。








するとそこに、同じくクラスの女子が来て、交代を知らせた。。
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