【完】好きだからそばにいるんだよ
「小柳桐斗くんっていって、私の幼なじみなんだ。小さい頃、ここに住んでいた時に保育園が一緒だったんだよ」
「ふーん。日和はアイツのこと、名前で呼んでいるんだ」
「うん」
「俺も今度名前で呼んで?彼氏の俺を差し置いて、名前で呼ぶのはずるいから」
白矢くん嫉妬しているのかな?明らかに目が笑ってない。
「分かったよ。今度呼ぶね?」
「うん」
笑った。分かりやすいな。
「じゃあ行こうか。出店回りに。ん」
白矢は手をもう一度、日和に差し出した。
「転校してから寂しかった分、今日はずっと一緒にいるから」
「・・・!!」
な、何急に。白矢くん、私が転校してからなんか変わった?目を合わせずらいよ。
「なんで逸らすんだ?こっち見てよ。日和の顔、見れないと楽しくないから」
「だって....急に恥ずかしくて」
急に恋人みたいなことする白矢くんがかっこよく見えて。なんかずるい。私ばかりドキドキして。
「久しぶりだからだろ?それは俺も同じだ。恥ずかしくたっていいだろ。それに、手を繋げば、『俺のもの』だってさっきの幼なじみに見せつけられるし」
「なっ!?」
益々恥ずかしくなった日和は顔から火が出るほど熱くなった。
「もう覚悟を決めて繋がないか?」
「う、うん」
「ふーん。日和はアイツのこと、名前で呼んでいるんだ」
「うん」
「俺も今度名前で呼んで?彼氏の俺を差し置いて、名前で呼ぶのはずるいから」
白矢くん嫉妬しているのかな?明らかに目が笑ってない。
「分かったよ。今度呼ぶね?」
「うん」
笑った。分かりやすいな。
「じゃあ行こうか。出店回りに。ん」
白矢は手をもう一度、日和に差し出した。
「転校してから寂しかった分、今日はずっと一緒にいるから」
「・・・!!」
な、何急に。白矢くん、私が転校してからなんか変わった?目を合わせずらいよ。
「なんで逸らすんだ?こっち見てよ。日和の顔、見れないと楽しくないから」
「だって....急に恥ずかしくて」
急に恋人みたいなことする白矢くんがかっこよく見えて。なんかずるい。私ばかりドキドキして。
「久しぶりだからだろ?それは俺も同じだ。恥ずかしくたっていいだろ。それに、手を繋げば、『俺のもの』だってさっきの幼なじみに見せつけられるし」
「なっ!?」
益々恥ずかしくなった日和は顔から火が出るほど熱くなった。
「もう覚悟を決めて繋がないか?」
「う、うん」