【完】好きだからそばにいるんだよ
私の言いたいこと...。白矢くんと離れて気づいた自分の気持ち。
胸の鼓動が加速し、日和の緊張は更に大きくなる。
それでも日和は自分の想いを白矢に伝えたい。その想いを振り絞って、ゆっくりと口を動かした。
「私、白矢くんのことが好き。だからこれからのんびりな私を卒業して、もっと白矢くんに可愛いって言われる女の子になりたい。今日は来てくれて本当にありがとう」
最後に振り向いて日和の日向のような笑顔が、白矢は胸の鼓動を加速させた。
「俺も、今日会えて本当によかった」
「白矢くん」
緊張しながら伝えた気持ちはしっかりと白矢に心に伝わった。
組んでいた腕にもう一度力を入れて、日和を包み込むように抱きしめた!
「次会えるのは冬休みだな。それまで日和とは会えないからもう少しこのままでいたい」
温かい。秋風でひんやりとしていた空気が一瞬で春を迎えたような。そんな温もりを感じる。
白矢はゆっくりと日和を離して、その場を立った。
「そろそろ戻るか。寒くなってきたし」
「うん。皆心配してると思うしね」
「日和」
「ん?なーに?」
日和を引き止めた白矢は自分の唇を日和の唇に落とした。
「日和が足りなかった」
「っ...!白矢くんずるいよ」
「ずるいのは日和も同じだ」
胸の鼓動が加速し、日和の緊張は更に大きくなる。
それでも日和は自分の想いを白矢に伝えたい。その想いを振り絞って、ゆっくりと口を動かした。
「私、白矢くんのことが好き。だからこれからのんびりな私を卒業して、もっと白矢くんに可愛いって言われる女の子になりたい。今日は来てくれて本当にありがとう」
最後に振り向いて日和の日向のような笑顔が、白矢は胸の鼓動を加速させた。
「俺も、今日会えて本当によかった」
「白矢くん」
緊張しながら伝えた気持ちはしっかりと白矢に心に伝わった。
組んでいた腕にもう一度力を入れて、日和を包み込むように抱きしめた!
「次会えるのは冬休みだな。それまで日和とは会えないからもう少しこのままでいたい」
温かい。秋風でひんやりとしていた空気が一瞬で春を迎えたような。そんな温もりを感じる。
白矢はゆっくりと日和を離して、その場を立った。
「そろそろ戻るか。寒くなってきたし」
「うん。皆心配してると思うしね」
「日和」
「ん?なーに?」
日和を引き止めた白矢は自分の唇を日和の唇に落とした。
「日和が足りなかった」
「っ...!白矢くんずるいよ」
「ずるいのは日和も同じだ」