【完】好きだからそばにいるんだよ
美華、紬、凛の順番に白矢に詰め寄った。






白矢はそれに驚くと思いきや、少し悲しい表情をした。









「何でお前たちは気づくんだ....」







「「「え?」」」






実は白矢は日和に再開してからずっと、『中原』ではなく、『日和』と名前で呼んでいたが、日和にはそれを気づいてもらえなかった。







それにかなりのショックを受けていた白矢は美華たちに気づかれて、益々心に傷を負った。








「その話、詳しく聞かせてもらうよ!美華、紬。白矢を抑えて紬の家に行くぞ!」







「「おー!」」






美華と紬は白矢の腕をがっちり掴んで、紬の家に向かった。







「そういえばお土産ないの?」







「ない」







「え?紬聞いた?お土産ないんだって」




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