【完】好きだからそばにいるんだよ
気づいてたんだ。どうやって伝えたらいいかな。








白矢くんともっと恋人らしくなりたい?それはは、恥ずかしいな....///








えーと....。








持っていたメモ帳を使って返事を書き始めた日和。先生の目を盗んで、白矢に渡した。








『前に友だちが私と白矢くんについての話をしてから私、白矢くんの彼女っぽくないっておもうようになって...。考えれば考えるほどモヤモヤしててね。私、悩みごとがあったり、悲しいことがあったりするとアンパン食べたくなるんだ。変だよね(笑)』









ちゃんと伝わったかな?返事長くなっちゃっからな。







「中原」







「は、はい!」







「この問題の答えを黒板に書いてくれ」







問題の答えに迷っている日和。そんな中、白矢は日和の返事に目を通していた。







「正解だ」







日和は解答を終えて席に戻った。







ふぅ〜。なんとか答えられた。白矢くんまだ読んでる。やっぱり変なこと書いちゃったかな!?







カサッ







白矢からの返事が渡された。







『放課後話そう』







それだけが書かれていた。







放課後....。まさか別れ話じゃないよね!?








授業中だけどアンパン食べたくなってきたよ....。
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