悪魔で使用人は私の宝物
「仕方ねぇな…、こいつだけ連れて帰るぞ。」
そう言い、借金取りは、私の腕を掴み外にある車に引きずりこもうといたので、私は必死に抵抗しようとしたが、力が強く、ビクともしなかった。

なんで、どうして私がこんな目に…誰か…誰か…!!

「助けて!!!」

「ねぇ、お兄さんたち。」
その言葉と同時に、私の腕を掴んでいた借金取りの腕がスルリッと抜け、私は前に倒れそうになると、前からもう一人の男性に受け止められた。
「大丈夫ですか?」
「は、はい…!」

私は、顔を上げると、そこには、さっき借金取りから逃げようとしてた時にぶつかっ
た若い男性が立っていた。
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