winter love
『送ったけど、これでいい?
あーわかった。あとはよろしく。じゃ、おつかれー。』

「ふー。これでゆっくり食べられる。」

「大変ですね。」

「まぁね。でも、自分が選んだ道だからさ。」

「私も頑張らなきゃな!」

「がんばろ!」

食事の後はそれぞれの時間。
私はお風呂に入って、部屋でのんびりして。
彼はリビングで台本を読むって言ってた。
邪魔しないようにしなきゃ。


「あー今は無理だ。」

あれ?何か声が聞こえる。電話??

「無理だって。今、家で仕事してるし、集中したいからさ。いや、会いたくないとかそういうのじゃなくて。マジでごめん。じゃあ、おやすみ。」

彼女さんかな?
家に来たいって話だったのかな?
私がいたら、彼女さんともあえないよね・・・



翌朝、私は彼を見送った後
自分の家に帰ることにした。


楽しくて、安心した場所と時間をありがとう。
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