winter love
ーー彩奈な部屋ーー
「彩奈、俺・・・ずっと彩奈に会いたかった。
ごめん。辛い思いをさせて・・・高槻にも話を聞いたんだ。本当は、住んでる所も知ってた。
でも・・・仕事をちゃんと終わらせて迎えに行こうって決めてて。やっと迎えに行ける準備が整ったから、会いに行く所で彩奈を見つけたんだ。
本当にごめん。」
錬・・・
「私だって・・・私だって寂しかったし、辛かったよ。錬を好きになったことを後悔した。でも、それ以上に幸せをいっぱい貰ってたから、幸叶《さちか》だけは守りたかった。」
「さちか?」
「あの子の名前。ずっと決めてたの。
この子とならどんなことがあっても幸せでいられる。この子は幸せを掴んで、夢も叶えられる子になれるって、ずっと自分に言い聞かせてきたの。
だから、幸せが叶うで幸叶。」
「幸叶か・・・願いがこもったいい名前だな。
彩奈、俺は・・・彩奈と一緒にいたい。一緒に
幸叶を育てていきたい。一緒にいさせて欲しい。」
「錬・・・。私たちがよくても、事務所はいいって言うの?錬の人生ダメにしたくないよ。」
「事務所は大丈夫。許可をとってある。」
「本当に?」
「うん。」
「本当に本当?」
「本当だよ。
彩奈、俺と結婚してください。」
夢にまで見た言葉。
ずっと我慢してきた。
錬と別れてからず、迎えに来てくれるのも待ってた。
やっと夢が叶った。
「よかった!指輪のサイズあってた。」
「可愛い指輪。」
「こうやって2つ繋げるとハートになるように作ってもらったんだ。」
「素敵・・・ありがとう。」
「もう1人じゃないから。俺がずっと傍にいるから。」
「うん。」
錬の匂いが心地よくて
安心する。
ずっとこのままでいられますように・・・
「彩奈?おい、彩奈?大丈夫か??
すみません。彩奈が・・・妻が意識を無くしました。助けてください。助けて・・く・・だ・・」
「彩奈、俺・・・ずっと彩奈に会いたかった。
ごめん。辛い思いをさせて・・・高槻にも話を聞いたんだ。本当は、住んでる所も知ってた。
でも・・・仕事をちゃんと終わらせて迎えに行こうって決めてて。やっと迎えに行ける準備が整ったから、会いに行く所で彩奈を見つけたんだ。
本当にごめん。」
錬・・・
「私だって・・・私だって寂しかったし、辛かったよ。錬を好きになったことを後悔した。でも、それ以上に幸せをいっぱい貰ってたから、幸叶《さちか》だけは守りたかった。」
「さちか?」
「あの子の名前。ずっと決めてたの。
この子とならどんなことがあっても幸せでいられる。この子は幸せを掴んで、夢も叶えられる子になれるって、ずっと自分に言い聞かせてきたの。
だから、幸せが叶うで幸叶。」
「幸叶か・・・願いがこもったいい名前だな。
彩奈、俺は・・・彩奈と一緒にいたい。一緒に
幸叶を育てていきたい。一緒にいさせて欲しい。」
「錬・・・。私たちがよくても、事務所はいいって言うの?錬の人生ダメにしたくないよ。」
「事務所は大丈夫。許可をとってある。」
「本当に?」
「うん。」
「本当に本当?」
「本当だよ。
彩奈、俺と結婚してください。」
夢にまで見た言葉。
ずっと我慢してきた。
錬と別れてからず、迎えに来てくれるのも待ってた。
やっと夢が叶った。
「よかった!指輪のサイズあってた。」
「可愛い指輪。」
「こうやって2つ繋げるとハートになるように作ってもらったんだ。」
「素敵・・・ありがとう。」
「もう1人じゃないから。俺がずっと傍にいるから。」
「うん。」
錬の匂いが心地よくて
安心する。
ずっとこのままでいられますように・・・
「彩奈?おい、彩奈?大丈夫か??
すみません。彩奈が・・・妻が意識を無くしました。助けてください。助けて・・く・・だ・・」