winter love
「はい、どうぞ。入って!」

「は、はい。」

「ソファーに座って待ってて。」

「は、はい。」

うわぁー!何この眺め?
街が一望できるじゃん。
夜はもっとすごいんだろうなぁ。

「夜はすげー綺麗な夜景が見られるよ。」

「きっと素敵なんだろうな・・・あっ!」

「この景色を見ながら過ごすのも、気分転換になるよ?あと、よかったら風呂からみえる景色も楽しみなよ!俺も嫌なことがあったり、疲れたりした時は、風呂でゆっくりしてぼーっと過ごすから。」

「で、でも・・・」

「俺の存在が気になるよな。」

「正直、怖いです。
何を考えてるねか分からないし。」

「ごめん。
俺の性格的に、「こう!」って決めたら強引に突き進んじゃう所があって・・よく知らない人にこんなことされたら怖いよな。本当にごめん。」

「どうしてこんな事をするか聞いても?」

「君が倒れてるのを見かけた時、俺はマネージャーといたんだ・・・」

彼はゆっくり話してくれた。
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