地味子な私が猫被りな御曹司と無表情な同級生に溺愛されています。
誘拐
「あ、あの!水無瀬さん!俺と付き合ってください!」
「あ…ご、ごめんなさい!」
私は今、校舎裏で告白をされていた。
なんでかメガネを付け忘れた日から告白されるようになったなぁ…。
私はメガネを今でも付けて登校している。
人様に見せる顔ではないし、メガネを付けてない頃はよくジロジロ見られていたからメガネを付けるようになった。
告白の返事をするとさっきの告白してくれた人は肩を落として帰って行った。
……私も帰ろう。
私は教室に向かって歩いた。
凛ちゃんが校門で待ってくれてるから急がないと!
私は少し急いだ。
その時だった。
後ろから何かで口を押さえられた。
!?な、なに…こ…れ…
私はだんだんと眠くなって意識を手放した。