生徒会長に溺愛され過ぎて仕事ができません!
只今、ソファーに隣同士。
キスの余韻でまだ体は熱いけれど、段々と平常心を取り戻しつつあります。
・・・恥ずかしすぎる///。
昨日と今日で大幅に違うのは私が会長を求めてしまったこと。
恥ずかしすぎて、穴があったら埋まりたい/// (正しくは穴があったらはいりたい、だけど。)
「あのさ…みんなの前の俺と、二人だけの時の俺、どっちが好き?」
会長の色気っていうのかな?が凄くて直視できないよ…///
二人だけの方が好きだけど…恥ずかしい。
「二人だけの俺、客観的にみたら絶対ヤバいって自覚あるし、咲夜に気持ち悪いって思われたくないから、咲夜が嫌だったら、咲夜のことを普通の女の子として見るよう努力したい。咲夜に好きって思ってもらえるようになりたいから。」
長文を一息で言うと、会長は私と反対の方に目を逸らす。
少し上ずった声が恥ずかしそうで緊張していて。
そんな会長が今どんな表情をしてるんだろうって気になっちゃう。
「…今のままがいいです。」
恥ずかしすぎて俯いてしまう。
会長の反応が見たいのに見れない。
今みたいに甘い会長がいい。
素直な気持ちだけど、よく考えると私もヤバい奴だと思う。
学校っていう場所でキス…しちゃうなんて…。
でもやっぱり、会長の甘さが欲しい。
「今のままって、やっぱり今みたいに冷たい俺の方がいいのってこと?」
嫌だ。私の言い方が悪かったのかな。
会長に逆に受け取らせてしまったんだし…
「さっきみたいな…甘い会長でいて欲しいです。」
顔から火がでそう。
勇気をだして言ったはいいけど、引かれないかな・・・。
「なんで?俺は咲夜好きだから嬉しいけど。咲夜は嫌じゃないの?」
少し赤みがかったうるんだ瞳で見つめられると…心臓がもたないです♡嫌じゃない。
嫌なはずなのに。
拒まなきゃいけないのに…。
会長がいいって思っちゃう…♡。
会長にもっと求められたい///。
って、私の方が会長を求めてる。
なんでかなんて私が聞きたいくらいに会長は私のなかで特別な存在になってる。
「・・・」
会長が私と目線を合わせてくる。
「・・・会長がいいんです…///。」
恥ずかしさで頭おかしくなる。
視界が涙で滲んでくる。
「その顔ズルい///…♡咲夜、好き♡」
会長からの優しくて、甘くて、熱くて♡。
大好きなキスが降り注ぐ…♡。
私は、会長の危険な甘い罠にハマってしまいました・・・♡。