俺の子を産めばいい~エリート外科医の愛を孕む極上初夜~
なんとか暴走しないよう堪えながら彼女の反応を注意深く見ていると、俺の愛撫にしっかり感じているのは明らかで。
快感に戸惑っているのか、恥ずかしいのか、声を我慢しているのが余計に官能的だった。不感症などとほざいたやつの気が知れない。
結局、一度だけでは収まらず、より子が無理をしていないのを確認してひと晩中抱き合った。獣のような自分に呆れるほど。
翌朝になって反省した俺は、決まりが悪くなりながら「余計嫌いになってない?」と尋ねた。より子は顔半分まで布団を被り、小さく首を横に振る。
「大丈夫……嬉しかったから」
顔を真っ赤にしてそう答えた彼女に、愛しさが爆発しそうになったのは言うまでもない。
嬉しいのは子供を作る行為を無事できたからかもしれない。だとしても、俺と交わり合うことが嫌ではないとわかっただけでほっとした。
この初夜で、より子はいくらかセックスに抵抗がなくなってきたんじゃないだろうか。ひと晩で妊娠に至る可能性は低いし、これから行為を重ねるたびに彼女の気持ちもついてくるかもしれない。