俺の子を産めばいい~エリート外科医の愛を孕む極上初夜~
彼の手が背後から胸に伸びてきて膨らみを包み、先端を指で優しく弾いた。それだけで身体に電流が流れたかのごとく刺激が伝わり、思わず「ひゃぁっ」と変な声を上げてしまった。
咄嗟に口に手を当てるも、律貴は私の首筋に口づけしながらさらに胸を弄るので、我慢できない声が漏れる。子作りのときしかこういうことはしない約束だったのにどうしたの!?と物申したいのに、言葉にならない。
抵抗せず律貴の腕にしがみつく私を見て、彼は得意げに口角を上げる。
「ちゃんと感じてるね。やっぱりより子は不感症なんかじゃないよ」
確信したように耳元で囁かれ、かあっと全身が熱くなった。
おそらく初夜から気づかれていたんだろう。私が彼の愛撫に感じていたことを。
私自身、あの夜に不感症じゃないと確信した。律貴の言った通り、初体験が苦い思い出になったのは私だけが悪いわけではなかったのだろう。
今だって、すっかり身体が彼を受け入れる準備を整えてしまっている。
「ほら、お湯の中でもここがとろけてるのがわかる」
「あぁっ……や、めて」
片手は胸から離さず、もう片方の手を私の脚の間に滑り込ませ、蜜を掻き混ぜるようにいやらしく動く。そのたび甘い刺激が走り、身体が震えた。