闇夜ヨルの恐怖記録 3
☆☆☆
よかった、やっぱり俺の病気は良くなるんだ。
小さな頃から入退院を繰り返していた。
それでも両親や先生、他のみんなもシュンヤの病気はよくなるのだと言ってくれる。
その言葉の通り、シュンヤの体はとても調子がよくなり、退院できるときもある。
だから今度からは退院している期間がどんどん長くなって、そして完全に治るのだとシュンンヤは思っていた。
でも……。
シュンヤは窓から差し込む太陽に照らされている、自分の両足を見つめて思う。
随分と痩せてしまった。
ずっとベッドに横になっているから、それも仕方ないのかもしれないけれどどんどん痩せていく自分の体を見ると不安に感じてしまう。
「点滴の時間です」
そんな声がして見慣れた女性看護師が点滴パッグを持って入ってきた。
それを見た瞬間シュンヤは顔をしかめる。
点滴が治療として必要なことは理解しているけれど、この点滴を受けた後は必ず気分が悪くなってしまうのだ。
これのせいで食べたご飯も戻してしまう。
だから体力が落ちていくのだと、シュンヤは感じていた。
よかった、やっぱり俺の病気は良くなるんだ。
小さな頃から入退院を繰り返していた。
それでも両親や先生、他のみんなもシュンヤの病気はよくなるのだと言ってくれる。
その言葉の通り、シュンヤの体はとても調子がよくなり、退院できるときもある。
だから今度からは退院している期間がどんどん長くなって、そして完全に治るのだとシュンンヤは思っていた。
でも……。
シュンヤは窓から差し込む太陽に照らされている、自分の両足を見つめて思う。
随分と痩せてしまった。
ずっとベッドに横になっているから、それも仕方ないのかもしれないけれどどんどん痩せていく自分の体を見ると不安に感じてしまう。
「点滴の時間です」
そんな声がして見慣れた女性看護師が点滴パッグを持って入ってきた。
それを見た瞬間シュンヤは顔をしかめる。
点滴が治療として必要なことは理解しているけれど、この点滴を受けた後は必ず気分が悪くなってしまうのだ。
これのせいで食べたご飯も戻してしまう。
だから体力が落ちていくのだと、シュンヤは感じていた。