闇夜ヨルの恐怖記録 3
「どうして25日の土曜日なんだ?」
「この病院ではその日に容態が急変する人が多いんだ。だから死神が病院に来ているって言われてる」
だけど噂の中の死神は魂を持って行かないんじゃないのか?
そう聞きたかったが、やめておいた。
シュンヤは赤ペンでカレンダーの25日土曜日に丸を付ける。
「やるのか?」
「あぁ」
頷くと、ユウキは満面の笑みを見せた。
「結果を聞かせてくれよ」
「一緒に行かないのか?」
てっきりユウキはそういうことには食いついてくると思っていた。
「ダメなんだ。死神は1人で行かないと会えない」
ユウキは残念そうな表情になって言った。
そうなのか。
それなら1人で行くしか仕方なさそうだ。
「わかった。必ず結果を聞かせる」
シュンヤはそう約束して、ようやくトランプが床に落ちていることに気がついたのだった。
「この病院ではその日に容態が急変する人が多いんだ。だから死神が病院に来ているって言われてる」
だけど噂の中の死神は魂を持って行かないんじゃないのか?
そう聞きたかったが、やめておいた。
シュンヤは赤ペンでカレンダーの25日土曜日に丸を付ける。
「やるのか?」
「あぁ」
頷くと、ユウキは満面の笑みを見せた。
「結果を聞かせてくれよ」
「一緒に行かないのか?」
てっきりユウキはそういうことには食いついてくると思っていた。
「ダメなんだ。死神は1人で行かないと会えない」
ユウキは残念そうな表情になって言った。
そうなのか。
それなら1人で行くしか仕方なさそうだ。
「わかった。必ず結果を聞かせる」
シュンヤはそう約束して、ようやくトランプが床に落ちていることに気がついたのだった。