闇夜ヨルの恐怖記録 3
☆☆☆
そして、その時がやってきた。
25日の土曜日。
時刻は11時を過ぎている。
そろそろいい時間だろうと考えたシュンヤは自力でベッドから這い出した。
車椅子を使おうと思ったが、そうすると移動に目立ってしまう。
看護師にバレれば病室に逆戻りになってしまい、そうすれば次はもう機会が訪れないかもしれない。
次の25日の土曜日なんて待ってはいられない。
少し歩くだけでも体中が痛くて、すぐに足を止めてしまう。
足に力が入らなくて、壁に両手を付けて支えないと歩くことができなかった。
そんな状態でもシュンヤは懸命に第4診察室を目指して動き出した。
病室を出て左右の廊下を確認する。
さっき見回りがすんだところだから、1時間は誰も来ないはずだ。
エレベーターを使うとすぐにバレてしまうから、その横にある階段へ向かった。
一歩一歩慎重に、足音を立てないよう、ころんでしまわないように進んでいく。
そして、その時がやってきた。
25日の土曜日。
時刻は11時を過ぎている。
そろそろいい時間だろうと考えたシュンヤは自力でベッドから這い出した。
車椅子を使おうと思ったが、そうすると移動に目立ってしまう。
看護師にバレれば病室に逆戻りになってしまい、そうすれば次はもう機会が訪れないかもしれない。
次の25日の土曜日なんて待ってはいられない。
少し歩くだけでも体中が痛くて、すぐに足を止めてしまう。
足に力が入らなくて、壁に両手を付けて支えないと歩くことができなかった。
そんな状態でもシュンヤは懸命に第4診察室を目指して動き出した。
病室を出て左右の廊下を確認する。
さっき見回りがすんだところだから、1時間は誰も来ないはずだ。
エレベーターを使うとすぐにバレてしまうから、その横にある階段へ向かった。
一歩一歩慎重に、足音を立てないよう、ころんでしまわないように進んでいく。