闇夜ヨルの恐怖記録 3
シュンヤが少しでも安心して、楽しい夢を見られるように気をつけている。


そして2人は最初からの知り合いのように話を進めた。


「ユウキ君のおかげ」


続けて言うと、ユウキは左右に首を振った。


「俺はなにもしてない。ユナちゃんが考えて、実行したことだ」


「あれは本当に、間違っていなかったと思う?」


「もちろん。シュンヤはそのおかげで今でも希望を持っていると思う。自分は80歳まで生きられるんだって」


ユナはユウキの言葉につらそうに眉を寄せた。


「そうだね……」
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