闇夜ヨルの恐怖記録 3
どうやらユナが帰れるようにわざとイジワルをしたみたいだ。
してやられた気分になりながらも病室を出る。
明日はシュンヤのペースに流されないように気をつけよう。
そう思ったときだった。
隣の病室のドアが開いて同年代くらいの少年が出てきた。
少年はよく日焼けした顔をしていて、とても元気そうだ。
シュンヤにしてもこの少年にしても、病院には縁のなさそうに見える人たちが入院しているんだなぁと感じ、そのままエレベーターへと向かう。
そんなユナを、少年が呼び止めた。
『君、シュンヤと友達?』
『そうだけど?』
シュンヤの名前を出されたのでユナは丁寧に立ち止まり、少年と向き合った。
『俺ユウキ。シュンヤの友達』
『そうなんだ』
そう聞いてユナは安心した。
自分が帰ればシュンヤはひとりぼっちになると思っていたけれど、すぐ隣に友達になった人がいるんだ。
それなら寂しくはないだろう。
してやられた気分になりながらも病室を出る。
明日はシュンヤのペースに流されないように気をつけよう。
そう思ったときだった。
隣の病室のドアが開いて同年代くらいの少年が出てきた。
少年はよく日焼けした顔をしていて、とても元気そうだ。
シュンヤにしてもこの少年にしても、病院には縁のなさそうに見える人たちが入院しているんだなぁと感じ、そのままエレベーターへと向かう。
そんなユナを、少年が呼び止めた。
『君、シュンヤと友達?』
『そうだけど?』
シュンヤの名前を出されたのでユナは丁寧に立ち止まり、少年と向き合った。
『俺ユウキ。シュンヤの友達』
『そうなんだ』
そう聞いてユナは安心した。
自分が帰ればシュンヤはひとりぼっちになると思っていたけれど、すぐ隣に友達になった人がいるんだ。
それなら寂しくはないだろう。