闇夜ヨルの恐怖記録 3
シュンヤは一瞬驚いた表情をこちらへ向けて、それから微笑んだ。
だけどその笑顔は弱々しい。
いつも教室内で見ているエクボは見えない。
『あぁ。大丈……』
シュンヤはそこまで言うと苦しげに眉間に眉を寄せると、その場に座り込んで閉まったのだ。
『シュンヤ君!?』
ユナはシュンヤの前にしゃがみ込み、必死で声をかける。
シュンヤの額には脂汗が浮かんでいて呼吸も苦しそうだ。
『平気……だから』
どうにか声を絞り出しているシュンヤ。
とても大丈夫そうには見えなかった。
シュンヤがこのまま死んでしまったらどうしようという、恐ろしい考えが浮かんできてしまい、ユナは泣きそうになった。
ユナは中学に上がって買ってもらったばかりのスマホを取り出すと、慣れない手付きで学校の電話番号を表示させた。
本当は今すぐ救急車を呼んだ方がいいのかもしれない。
でも、不安で押しつぶされそうなユナはとにかく誰かに指示を仰ぎたかった。
『大丈夫だよシュンヤ君。すぐに先生が来てくれるからね!』
ユナは苦しむシュンヤへ向けて一生懸命声をかけたのだった。
だけどその笑顔は弱々しい。
いつも教室内で見ているエクボは見えない。
『あぁ。大丈……』
シュンヤはそこまで言うと苦しげに眉間に眉を寄せると、その場に座り込んで閉まったのだ。
『シュンヤ君!?』
ユナはシュンヤの前にしゃがみ込み、必死で声をかける。
シュンヤの額には脂汗が浮かんでいて呼吸も苦しそうだ。
『平気……だから』
どうにか声を絞り出しているシュンヤ。
とても大丈夫そうには見えなかった。
シュンヤがこのまま死んでしまったらどうしようという、恐ろしい考えが浮かんできてしまい、ユナは泣きそうになった。
ユナは中学に上がって買ってもらったばかりのスマホを取り出すと、慣れない手付きで学校の電話番号を表示させた。
本当は今すぐ救急車を呼んだ方がいいのかもしれない。
でも、不安で押しつぶされそうなユナはとにかく誰かに指示を仰ぎたかった。
『大丈夫だよシュンヤ君。すぐに先生が来てくれるからね!』
ユナは苦しむシュンヤへ向けて一生懸命声をかけたのだった。