闇夜ヨルの恐怖記録 3
ユナはトイレに入って制服から入院着に着替えた。
『よく似合ってるな』
『やめてよ』
顔をしかめて、ユナはユウキの部屋を出る。
シュンヤはもう眠っているだろうか。
自分がまだここにいるとわかれば、きっとすごく驚くだろう。
想像して少し笑う。
両親には友人の家に泊まると嘘の連絡を入れていた。
こんなことをしたのは生まれて初めての経験で、さっきから心臓がドキドキしっぱなしだ。
エレベーターを使うとすぐにバレてしまうから、その横の階段を使って1階へと下りていく。
普段は沢山の患者さんで埋まっている待合室は静まり返り、大きな窓から差し込む月明かりがガランとした風景を浮かび上がらせている。
ユナはまっすぐに第3診察室と第5診察室のある廊下へ向かった。
その診察室は少し奥まった場所にあり、月明かりが届かない。
妙に雰囲気が出ていて強く身震いをした。
ほどなくて到着したユナは、第3診察室と第5診察室の前で目を閉じた。
そして懸命に第4診察室を思い浮かべる。
『よく似合ってるな』
『やめてよ』
顔をしかめて、ユナはユウキの部屋を出る。
シュンヤはもう眠っているだろうか。
自分がまだここにいるとわかれば、きっとすごく驚くだろう。
想像して少し笑う。
両親には友人の家に泊まると嘘の連絡を入れていた。
こんなことをしたのは生まれて初めての経験で、さっきから心臓がドキドキしっぱなしだ。
エレベーターを使うとすぐにバレてしまうから、その横の階段を使って1階へと下りていく。
普段は沢山の患者さんで埋まっている待合室は静まり返り、大きな窓から差し込む月明かりがガランとした風景を浮かび上がらせている。
ユナはまっすぐに第3診察室と第5診察室のある廊下へ向かった。
その診察室は少し奥まった場所にあり、月明かりが届かない。
妙に雰囲気が出ていて強く身震いをした。
ほどなくて到着したユナは、第3診察室と第5診察室の前で目を閉じた。
そして懸命に第4診察室を思い浮かべる。