闇夜ヨルの恐怖記録 3
☆☆☆
「あのときもユナ、俺が死ぬんじゃないかって必死になってくれたよな」
「やめてよ、恥ずかしい」
ユナは顔を真っ赤にしてうつむいた。
確かにあの時はシュンヤが死んでしまうんじゃないかと思ってとても怖かった。
けれど救急搬送されたシュンヤは3日後には元気に学校にやってきた。
そして『あの時はありがとう、助かったよ』と、ユナに声をかけてきたのだ。
それが、2人が付き合いはじめるキカッケになったのだ。
それからユナはシュンヤが小さな頃から入退院を繰り返しているのだと知った。
肌が白いのも、ほとんど外に出ないかららしい。
それでもサッカーが大好きで、体調のいい日には少しだけ外でボールを蹴るのだそうだ。
「俺、元気だから。大丈夫だから」
シュンヤがユナの手を包み込んで言った。
ユナはまだ真っ赤な顔で「うん」と、小さく返事をしたのだった。
「あのときもユナ、俺が死ぬんじゃないかって必死になってくれたよな」
「やめてよ、恥ずかしい」
ユナは顔を真っ赤にしてうつむいた。
確かにあの時はシュンヤが死んでしまうんじゃないかと思ってとても怖かった。
けれど救急搬送されたシュンヤは3日後には元気に学校にやってきた。
そして『あの時はありがとう、助かったよ』と、ユナに声をかけてきたのだ。
それが、2人が付き合いはじめるキカッケになったのだ。
それからユナはシュンヤが小さな頃から入退院を繰り返しているのだと知った。
肌が白いのも、ほとんど外に出ないかららしい。
それでもサッカーが大好きで、体調のいい日には少しだけ外でボールを蹴るのだそうだ。
「俺、元気だから。大丈夫だから」
シュンヤがユナの手を包み込んで言った。
ユナはまだ真っ赤な顔で「うん」と、小さく返事をしたのだった。