天空の姫Ⅰ ~二人の皇子に愛された娘~
そういわれ大人しく待っていたが一向に呼ばれる気配がない。
「もう我慢できない!二刻はとうにたってるわ」
「まあまあ」
もうこのままじっとしてたら石になっちゃう。
「お嬢様!?どこにいくんですか」
「あー。お手洗い」
「私もついていきます」
「自分で行けるわよ。明明はここにいて!もし父上が戻ってきたら私を呼びに来て」
そういって明明を振り切って外にでた。
やっと抜け出せたわ。さて、どこかなー。