キャンディーと恋で私を溶かして。
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暖かい青空が広がる清々しい朝。
私はいつものように布団から出られず、二度寝をしそうになる。
「古都ー!起きなさーい!」
下の階からお母さんの私を起こす声が聞こえてくる。
いつの季節でも、お布団の中は快適だから起きるのはすごく難しい。
もっと中に入ってたい。
でも、起きないとお母さんが怒りながら起こしに来るからこの辺にしとかないと。
暖かい布団から出て洗面台の鏡に自分を映す。
今日はいつもより寝癖がひどいようだ。
直さなきゃ。
起きてすぐはぼーっとしがちだけど、時間が以外と無いからすぐ寝癖直しにとりかかる。
中学までの私だったら少しの寝癖なんか気にならなかったけど。
今は相川君に会った時、少しでも可愛いと思ってもらいたいから。