あなたが
学校
朝だぁーーッーーッ!
と、言う事は・・・
学校だぁーーー♪
ガバっといきよいよく布団から飛び起きた私は慌てて朝ごはんを食べに台所へ行った。
「おはよぉ。」
私は眠たい目をこすりながら、
朝のご挨拶をした。
すると、なんか違和感が・・・
そうだッ!
「お父さんは??何処へ行ったの??」
するとビックリしたように私の顔を見るお母さん。
へっ?私変な事言ったっけ??
お母さんは笑いながら、
「葵ぃ。お父さんは仕事に行ったのよ。」
あっ!そっかぁ。
「そっかぁ。」
私とお母さんは笑い合った。
そーだ!!
一応確認しとかないとっ!!
「お母ーさん、今日って学校行ってもいいんだよね??」
わかってる事とはいえドキドキした。
「いいわよ。昨日約束したしね。」
わーい♪
昨日約束しといて良かったぁ♪
「やったぁ。じゃあ制服に着替えてくるね!」
と私は制服を着替えに行こうとした。
が・・・
「えッ?」
と不思議そうに私を見てくるお母さん。
ん?私なんか変な事したかなぁ
すると・・・
「葵っ?葵は朝ごはんを食べに来たんじゃないの??」
・・・・・・・・そーでしたっ
すっかり忘れてたぁ。
学校に一分でも早く行きたくて・・・。つい。
「あッ!忘れてたぁ!!」
私は慌ててテーブルに座った。
お母さんが玉子焼きと味噌汁、ご飯を作って置いててくれてた。やっぱり朝はコレだねッ!
「おいしそ~!いっただっきま~す。」
私が食べている様子を笑いながら見ているお母さん。
時々する会話を楽しんだ。
昨日の暗い朝食よりはるかにこっちの方が美味しく感じた。
「ごちそうさまでしたぁ。」
私はスグに食べ終わった。
もちろん完食!!
「おいしかったぁ。」
お母さんが嬉しそうに
「葵がそう言ってくれてお母さん嬉しいわ。」
と、本当に嬉しそうに私を見ていた。
 
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