あなたが
らめちゃんが私の方を見ながら
叫んだ。
「なっなに?」
私は不思議に思って聞いてみた。
「いやー、風邪大丈夫だった?
38.0とか普通にでたんでしょ??」
・・・・・・・・・はい??
私は訳が分からないので、みみに聞いてみる事にした。
「みみ?私って風邪って事になってるの??」
「そうだよ!あれ?言ってなかったっけ??」
聞いてません!!なんでそんな大事な事言い忘れるかなぁー。
私とみみが陰でコソコソ話ているのが不思議に思ったのか
「どうしたの?葵?」
と聞いてきた。
「あっ、なんでもないよ。」
と慌てて言う私。
「あっそっか、まぁよかったね。」
でもよかったぁー。深く疑われなくて・・・・。
「あっ!遅れてごめんね。おはよー。葵」
と挨拶をしてくれた。
でも・・・
普段なんて呼んでたか分かんないなぁー。
まぁ!一か八か・・・・・・
「おはよッ!らめちゃん・・?」
遂、疑問系になってしまった。
らめちゃん気づいてないといいんだけどな。
「あはははっ!」
と私の心配をよそにイキナリ笑い出すらめちゃん。
「えっ?ごめっ。私なんかした?」
私もしかして名前間違えた?
「いやさーっ!葵いつも羅姫の事、羅姫って呼び捨てだったのに、ちゃん付けで呼ぶんだもん
思わず笑ってしまった。」
とまだ顔はニコニコ顔のまま笑って答えた。
あらー。呼び捨てでよんでいたのか・・・。失敗。
「そうだっけ?ズット高熱が出てたから忘れちゃった!」
わざとおどけた様子で答えた。
するとらめは納得したのか
「そっかー。良かったね風邪治って。でもごめんね、お見舞いに行けなくて・・・。」
「いーよいーよ」
私がそう答えると私の方を見て
らめは笑ってくれた。
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