あなたが
一冊だけならまだしも3冊も入っていた。
私はかばんの中を入れ替えてはないから、前の私はそうとうな読書家だったのだろう。
しかも本は3冊とも厚く絶対に一日では読めないだろうと私は確信した。
本ばかりしかもやたらと分厚い本は3冊も出てくるのに肝心の教科書がたったの2冊。
家から学校まで
コレはダメでしょう!!!
私はもしや。と思って、自分の机の中をおそるおそる見てみた。
すると案の定沢山の教科書が!しかもよくその教科書を見てみると、今日しない授業の教科書があった。
一目で日課表を見ないタイプだな。と私は探偵気分でそう思ったが、
そもそもこの机は自分の机なんだしきっと、と言うか絶対今の私も一週間後とかには、プリントがグチャグチャだったりとか、いらない教科書があったりする事になるんだろうなと自分でもかなしいけど、自分でもよく分かっていた。
私は自分の推理?が終わってまたまた暇になったので、かばんの中に3冊もあった本を読む事にした。
私が持っていた本は三冊とも
山田悠介
と言う人の作品だった。
作品名は
「×ゲーム」「スイッチを押すとき」「8.1」
だった。
中をパラパラと見てみると、どれもグロイ事ばかり書いていた。私はどうも好きになれそうになかったが、
とりあえず読んでみる事にした。
私は一番本の厚さが薄い
「8.1」を読んでみる事にした。
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