あなたが
あーなんかいろいろあって眠くなってきたかも・・・。
「私眠くなってきたかも。」
本当は眠たくなんかないのに嘘をついてしまった・・・。
「えッ!わ・わかった。
じゃあね。」
そう言って如月君とみみちゃんは保健室を出て行った。
私いつからみみちゃんって??
まぁそんな事は別にいいんだ。
私が如月君に告白されたという事実に
まだドキドキしてる。
はぁーーーありえない。
夢なら覚めてくれればいいのに。
ってさぁ廊下で倒れてその上記憶喪失ってどうなのよ。
私。馬鹿にもほどが・・・

私は本当に寝てしまった。
夢を見た。
みみちゃんと遊んでる夢を。
二人とも本当に楽しそうだった。
アイスを食べたり、プリクラを撮ったりして、笑ってた。
一瞬 
目の前が暗くなった・・・。
と思うと・・・・・
私と如月君が公園でデートしていた。
前の私はこんな事してたのかなぁ??
夢なのにやけにリアルだった。
私たちは仲良く手を繋ぎながら歩いてた。
特に意味はないんだけど・・・
それがとても楽しく
なによりドキドキした。

私はいつの間にか熟睡してしまった・・・。
あぁ。疲れたんだな。


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