双子アイドル

ガラガラガラ



『ん…』



…ぁれ？もー音楽終わったのかな



未「玲…？」


『未玖と…怜』


未「大丈夫？」


『うん。大丈夫！ありがとう』


未「そぅ、じゃー私は行くから2人でお話きちんとしてね」


『…うん』


『怜…』


怜「…なに」


『あ、あのね、私怜と仲良くしたいの…』


『その、怜は私の事が嫌いかもしれないけど、私は、その、えっと、仲良くしたいの…！』


怜「…っ！！」


『…や、やっぱり私となんか仲良くしたくないよね。ごめんね。その忘れてくれていいから…』


怜「…まって、」


『…え？』


怜「その、俺も仲良く、したい…」


『ほん、とに、？』


怜「…うん」


『え、じゃぁ、今まではどうして…』


怜「ごめん、俺玲に嫌われてると思って…俺なんかと仲良くしたくないんじゃないかって」


『…っ！！そんなことない！私は怜と仲良くしたいの』


怜「…ありがとう。こんな俺にまで優しくしてくれて」


『ううん！そんな事ない。怜は、優しいの、私知ってる』


怜「っえ…」


『ごめん、私さっきね、聞いちゃったの』


怜「え、？」


『私に、謝ってくれた、でしょ？』


怜「な、なんで知ってる、の？」


『ごめんね、丁度起きたところだったの』


怜「そうだったんだ…」


『うん…』


怜「…ぃま、まで、、ごめん…」


『…私ももっと早くに言えば良かった』


怜「そんな事ないっ…僕が悪いから…」


『…えっ？ぼ、く？』


怜「っぁあ！」