ルミナス~双子の王女と7人の騎士団長~
アランside
城にある一室。
俺は、ルミナスに呼ばれて2人きりだ。
「アラン。
町外れに住む姉を城に連れ戻してきて。
お父様からの命令よ。」
「仰せのままに。」
ルミナスからは、姉のことをよく聞いていた。
とても優しい子だと。
だから、簡単に連れ戻せると思っていた。
が、彼女は素っ気なく、いや·····無愛想で、ルミナスから聞いた話と正反対だった。
「なら、戻らなければいいじゃない。もう、用はないでしょ?帰って。」
可愛くねー。
てか、そんなに思いっきりドアを閉めなくてもいいだろ。
これは、簡単には連れ戻せねーな。
王からは、城に連れて帰るまで帰ってくるなって言われてるし粘るしか。
でも今日はもう、彼女が外に出てくる気配はないな。
そして、次の日にまで粘った結果、無理やりだが部屋の中に入ることができた。
騎士としてどうかと思ったが、王の命令には逆らえない。
話を聞き入れず俺を部屋から出そうとする彼女をベッドに押し倒す。
「ねぇ、なんのつもり?
早く私から離れて。」
「取引だ。
今すぐ城に戻るなら離れる。けど、断るならこのまま俺の好きにさせてもらう」
俺は、ルミナスに呼ばれて2人きりだ。
「アラン。
町外れに住む姉を城に連れ戻してきて。
お父様からの命令よ。」
「仰せのままに。」
ルミナスからは、姉のことをよく聞いていた。
とても優しい子だと。
だから、簡単に連れ戻せると思っていた。
が、彼女は素っ気なく、いや·····無愛想で、ルミナスから聞いた話と正反対だった。
「なら、戻らなければいいじゃない。もう、用はないでしょ?帰って。」
可愛くねー。
てか、そんなに思いっきりドアを閉めなくてもいいだろ。
これは、簡単には連れ戻せねーな。
王からは、城に連れて帰るまで帰ってくるなって言われてるし粘るしか。
でも今日はもう、彼女が外に出てくる気配はないな。
そして、次の日にまで粘った結果、無理やりだが部屋の中に入ることができた。
騎士としてどうかと思ったが、王の命令には逆らえない。
話を聞き入れず俺を部屋から出そうとする彼女をベッドに押し倒す。
「ねぇ、なんのつもり?
早く私から離れて。」
「取引だ。
今すぐ城に戻るなら離れる。けど、断るならこのまま俺の好きにさせてもらう」