ルミナス~双子の王女と7人の騎士団長~
彼の言葉が私の心に溶け込むように、1つ1つ入ってくる。
1ヶ月間彼が1番近くで私を見守ってくれた。
困っている時、辛い時、悩んでいる時、楽しい時……。
どんな時も、私の小さな変化に気づき支えてくれた。
ずっとずっと前から自分の気持ちに気づいてたのに後戻りできなくなると封印していた。
私は……っ!
「あんたが好き…。
今の私は…本当はデスラスト王国に行きたくない。
あんたや皆がこの国の未来を繋いで行くところを見たい…っ。」
今までの私なら絶対にこんな事言わないし、こんな気持ちも一生封印してた。
それなのに今は、昔の泣き虫だった私に戻ったように感情が溢れている。
「お前はいつも俺を驚かせる。
悲しい時も嬉しい時も…。
俺は会った時からずっとルチアが好き。」
「……っ!?」
アランは困っている人がいたら、見捨てることのできない優しい人だから予想外な回答に驚く。
「うん、俺の気持ちはずっとルチアには伝わっていないと思ってた。
こうゆうところは鈍いもんな?」
「ちょっと…!
前にも誰かに言われたけど鈍くないから。」
それはごめんな?なんて言って私の頭を撫でる手つきはまるで宝石を扱っているかのように優しくてそれ以上は何も言えなかった。
1ヶ月間彼が1番近くで私を見守ってくれた。
困っている時、辛い時、悩んでいる時、楽しい時……。
どんな時も、私の小さな変化に気づき支えてくれた。
ずっとずっと前から自分の気持ちに気づいてたのに後戻りできなくなると封印していた。
私は……っ!
「あんたが好き…。
今の私は…本当はデスラスト王国に行きたくない。
あんたや皆がこの国の未来を繋いで行くところを見たい…っ。」
今までの私なら絶対にこんな事言わないし、こんな気持ちも一生封印してた。
それなのに今は、昔の泣き虫だった私に戻ったように感情が溢れている。
「お前はいつも俺を驚かせる。
悲しい時も嬉しい時も…。
俺は会った時からずっとルチアが好き。」
「……っ!?」
アランは困っている人がいたら、見捨てることのできない優しい人だから予想外な回答に驚く。
「うん、俺の気持ちはずっとルチアには伝わっていないと思ってた。
こうゆうところは鈍いもんな?」
「ちょっと…!
前にも誰かに言われたけど鈍くないから。」
それはごめんな?なんて言って私の頭を撫でる手つきはまるで宝石を扱っているかのように優しくてそれ以上は何も言えなかった。