ルミナス~双子の王女と7人の騎士団長~
「ルミナスだけで充分。
そろそろ夕食の時間よね?

少し部屋に戻る。」



「…わかった。

また、担ぐことになるがいいか?」



不満そうな顔を浮かべるけど、それ以上話を続けない辺り私の事を理解してる。



誰に対しても一線を置いているつもりだ。



誰にも踏み込ませないように。


「罠…。

どうにかならないの?あの厄介犯。」



「なんねーな。

俺達も呆れているが、なんだかんだ憎めないんだよな。

あいつもあいつなりに頑張ってる。」

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