星に愛された彼女は
面倒くさい奴と興味でたやつ
「来い」
「「……」」
「この俺が来いって言ってるんだろ!!聞こえないのか!」
私と怜はただ今、変なのに絡まれている
なんでこいつがここに…
イライラとしながら睨み付ける。
時は遡り10分前
学校の生活、火龍の幹部共から逃げ隠れすることも慣れきていつも通り美術準備室でサボっていたとき
怜とたわいのない会話をしていると急にガタンと隣の美術室の扉が開いた。
……誰だ?
こんな不良校でわざわざ美術の授業だとしてもうける奴なんてほぼいない。
だとすると用事はサボりか、または…私たち
ツンツンと怜が私の腕を突く。
そのままクイッとパーカーの裾を引っ張ってくるのでされるがままに移動する。