星に愛された彼女は
そこからの一週間は学校を休み月光の一人一人に特訓をして実力を上げ、チームワークもあげていった。

「この調子なら大丈夫だよね…!」

皆を上から見下ろせる高台から広場を眺める。

「まーな。でも油断大敵だ。最悪の時も考えて行動しておかないと…」

まあ、その辺りのことはシュン辺りが考えるからいいとして…

俺と怜は…

「総長ッ!」

誰かが広場から声を荒げる

何事かと思ってそちらに目線を向ける

「俺らとも手合わせしてくれよ!!」

シュンが声を上げていた

私は珍しいことに目を見開いた

「…別にいいけど」

そう声を掛けるとシュンたち幹部はガッツポーズをして喜び、他の皆はザワザワし始めた。

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