星に愛された彼女は
倉庫に着いた私…俺はシャッターにバイクで突っ込んだ。
「なんだ!?敵襲か!?」
「お前ら!武器構えろ!!!」
下っ端みたいな奴らが武器を持ちこちらを警戒する。
今からでも清華に攻め入るから人数が多い。でも
…雑魚ばっかり。
一人一人が強いわけでもなければ特別強い奴が一人もいない
武器に頼るからこんなチームになるんだろ
そう思っていると上から幹部らしき奴らが降りてきた。
「お前何者だ!」
総長らしき奴が話しかけてきた。
自己紹介?いらないでしょ
「そんなことをいいからさ…早く戦わない?お前らみたいなクソ集団早く倒したいんだよね」
フッと笑って挑発するとそいつはイラッとしたのか顔をしかめる
「…やれ」
奴がそう言うと下っ端が一斉に掛かってきた。
ちょっと挑発しただけなのに…
俺は下っ端共の急所を的確に狙って倒していく。
人数が多いな…面倒くさ、怜も連れてくればよかった。
そんなことを考えながら倒していっていると
「黒月~!なんで、僕を置いていくの?一人だけでずるいよ~!」
と、白いパーカーを羽織った怜…白星も、やってきた。
「ごめん、白星。」
俺が謝っていると鬼神の数人が震えだす
「お、おい…黒月と白星って…双子の……!」
ザワザワと周りがうるさい
「なんだよ!?あいつら、そんなヤバイ奴らなのか?」
「あ、ああ。最近姿を現したばっかりなのにこの辺り一帯の不良は全員こいつらに怯えてる!黒月と白星だよ!!!」
戦ってるときにわざわざ敵の紹介するってどうなの?
「わざわざ紹介ありがとね~!」
と言いながら白星は下っ端を倒していた。
相変わらずマイペース……
俺は白星の動きに合わせて敵を倒していく