星に愛された彼女は

「…離せ」

「来いよ」

「…は?」

なんの話かと首を傾げると腕を引っ張ってくるので距離が近づく。

「俺のチームに入れ黒月、白星。」

その話題に怜と二人して笑みがこぼれる。

「なにがおかしい」

睨みを効かせて言ってくる銀髪に口を開く

「なんだっけ?No.1?お前らが?ムリだろ」

鼻で笑って煽るように笑う

「…あ?」

「聞こえなかったか?もう一回言ってやるよ」

掴まれていた手を振り払って逆に胸ぐらを掴む。

「特訓やら対策やらするんじゃなくて俺らに頼って勝とうって時点でムリだっつってんだよ。」

お前らが足手まといになるだけだ

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