星に愛された彼女は
家に着いた頃には7時になっていた。

意外と時間掛かったな…

なんて、ボーっと考えていると

「もう!なんで一緒につれてってくれなかったの!」

と、怜が騒ぎ始めた。

「一人で出来たと思った。」

「怪我してるくせに何言ってるの!」

うっ…図星で何も言えない……

「……ごめん怜」

肩を落として謝ると怜ははぁ…とため息を吐く

「…もう!仕方ないな~今回は許してあげる!次は一緒に行くからね!」

笑顔で許してくれる怜にほっとする

私と怜は双子だ。

私は真島 美玲(ましま みれい)。自分で言うのはあれだけど顔は整ってる方だと思う。

そしてもう一人。双子の弟の真島 怜(ましま れい)。怜は自分がかっこいいって自覚してない。だから余計モテてる。気を許した人にしか甘えない。

私たちの紹介はこんな感じ。両親は私たちが幼い頃に他界してる。

まあこんな感じで簡単な紹介は終わりかな……って、誰に説明してるんだろ…ま、いっか。
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