星に愛された彼女は

廊下に出るとちょうど怜も着替え終わったようで部屋から出ているところだった。

「わ~!美玲、制服似合ってる~!」

「怜もかっこいいよ。」

そう言うと怜はパァ~と、笑顔になってその場に飛び跳ねた。

「ホントに~?わ~い!」

可愛い…

怜は私と似たような服装で私のパーカーが白になっただけ。

そういうところはやっぱり双子だなと思った。

「ん~。飛び跳ねたらお腹すいてきた~。美玲~ご飯。」

「はいはい。」

私たちはリビングに行った。

「なにがいい?」

「オムライスっ!」

「面倒い」

「え~」

後、卵が上手に焼けない。

「じゃあ、カレー!」

今から作れる物にしろよって感じの目で睨むとちょっと縮んだ。

……小動物みたい。

怜の行動に一つ一つ癒やされる。

ぽけーっと怜が考えている姿を眺めていると。
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