星に愛された彼女は

「勝手に泣いとけって打って後は放置しとくね!」

「ん…そうしたら?」

怜がポチポチとスマホを触っている間に近くにあった自動販売機で炭酸飲料を買った。

「玲央、打ち終わったから行こー」

「ん、分かった。」

怜の近くに戻るとまた適当に歩き出した。

「飲み物買ったの?」

「ああ…後で飲む。」

新発売という文字に好奇心で買ってしまった…。

「玲央、炭酸好きだよね~ボク喉、痛くなるから苦手」

「うまいぞ?」

「痛いの嫌だもん」

日頃からケンカして怪我してるくせに…

「なに味?」

「ん?オムライス味。」

「オム…え?それおいしいの?」

怜は私の持っているペットボトルを見て顔をしかめながら聞いてきた。

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