星に愛された彼女は
「じゃあ、行くよ~」
怜はどんどんスピードを上げて学校に向かった。
風が当たって涼しい…。
そんなことを考えながら怜にしがみつく。
スピードが凄かったからかすぐに学校に着いた。
「美玲~、着いたよ?」
「ん。」
私はぴょんっとバイクから降りた。
「止めてくるから待ってて~!」
そう言って怜はバイクを押してどこかに行ってしまう
待っとこ…
私はフードを深く被って校門の前で待っていた。
私は学校に入っていく人達をボーッと見ていた。
女はケバいし男は髪が派手すぎてチカチカする。
やっぱり不良多いんだな…と思いながらも自分も不良だったな…とも思う。