私は天使に侵されている
「綺麗だね~!久しぶりだなぁ、花火!」
「フフ…僕も!」
「あ!色が変わった!
綺麗~!」
花火を見て歓喜をあげる美麗の顔があまりにも綺麗で、来夢はまた胸が高鳴った。
「美麗…」
「ん?」
「チューしたい…」
「え…!?だ、ダメだよ……
いくら暗いからって、みんないるんだよ?」
「でも、したい!
させて?
………ってゆうか、する…!」
来夢の顔が近づいてくる。
「来夢~!こっちで、みんなでしようよぉ!」
口唇が重なる寸前で、令子が呼びに来た。
そして美麗と反対側に来て、来夢を見上げた。
「やだ。ここで美麗としてるから、邪魔しないで!
しかも、いい雰囲気だったのにぃ!
……………いい加減、邪魔だな……」
「え?何?最後聞こえなかった」
「来夢?」
美麗と令子は頭の中に“?”を浮かべ両側から来夢を見上げた。
「ううん。とにかく、僕は美麗と“二人で”したいから、令子は向こう行って!」
「えー!美麗さん“みんなで”花火したいですよ、ね!」
圧のある令子の視線。
「う、うん…
来夢、みんなでしよ?」
「えー!僕は美麗と二人がいいー!!」
「ほらっ!花火は大勢でやった方が楽しいよ!
ね?みんなのとこ行こ!」
来夢の手をキュッと握って見上げた美麗。
「………美麗がそう言うなら…」
「うん!行こ?」
美麗は来夢を手を引き、みんなの輪の中に戻ったのだった。
「フフ…僕も!」
「あ!色が変わった!
綺麗~!」
花火を見て歓喜をあげる美麗の顔があまりにも綺麗で、来夢はまた胸が高鳴った。
「美麗…」
「ん?」
「チューしたい…」
「え…!?だ、ダメだよ……
いくら暗いからって、みんないるんだよ?」
「でも、したい!
させて?
………ってゆうか、する…!」
来夢の顔が近づいてくる。
「来夢~!こっちで、みんなでしようよぉ!」
口唇が重なる寸前で、令子が呼びに来た。
そして美麗と反対側に来て、来夢を見上げた。
「やだ。ここで美麗としてるから、邪魔しないで!
しかも、いい雰囲気だったのにぃ!
……………いい加減、邪魔だな……」
「え?何?最後聞こえなかった」
「来夢?」
美麗と令子は頭の中に“?”を浮かべ両側から来夢を見上げた。
「ううん。とにかく、僕は美麗と“二人で”したいから、令子は向こう行って!」
「えー!美麗さん“みんなで”花火したいですよ、ね!」
圧のある令子の視線。
「う、うん…
来夢、みんなでしよ?」
「えー!僕は美麗と二人がいいー!!」
「ほらっ!花火は大勢でやった方が楽しいよ!
ね?みんなのとこ行こ!」
来夢の手をキュッと握って見上げた美麗。
「………美麗がそう言うなら…」
「うん!行こ?」
美麗は来夢を手を引き、みんなの輪の中に戻ったのだった。