制服の下(に何があるのか考えた結果)
第14話 1週間
あれから1週間
あいつは何の違和感もなく
居候生活
俺は俺以外の人間が
この家にいる事の
不思議生活
一緒に朝食を食べ
一緒に家を出て
一緒に電車に乗り
一緒に学校に行き
一緒に昼食を食べ
一緒に学校を出て
一緒に電車に乗り
一緒に買い物に行き
一緒に家に帰り
一緒に夕飯を食べる
一緒が過激なほど多い
「お前さ、家に帰らないの?」
俺は夕飯のサバの塩焼きの骨を取る
「ここが家だよ」
あいつは付け合せのすり大根を箸に取る
家事は二人でするから早いし楽だ
しかし、
「お前さ、ちょっとは自分だけの時間とか必要ないの?」
俺はごぼうサラダを食べる
「風呂も寝るのも一緒にしたいくらいだ」
と、あいつはしょうゆを取る
ゴホッ
さっきのごぼうサラダが驚いた
俺は真正面にいるあいつを見る
味噌汁を飲み干して
あいつはこっちを見る
俺の茶碗にはあと二口分の白飯が残っている
が、余裕は残っていない
あいつは何の違和感もなく
居候生活
俺は俺以外の人間が
この家にいる事の
不思議生活
一緒に朝食を食べ
一緒に家を出て
一緒に電車に乗り
一緒に学校に行き
一緒に昼食を食べ
一緒に学校を出て
一緒に電車に乗り
一緒に買い物に行き
一緒に家に帰り
一緒に夕飯を食べる
一緒が過激なほど多い
「お前さ、家に帰らないの?」
俺は夕飯のサバの塩焼きの骨を取る
「ここが家だよ」
あいつは付け合せのすり大根を箸に取る
家事は二人でするから早いし楽だ
しかし、
「お前さ、ちょっとは自分だけの時間とか必要ないの?」
俺はごぼうサラダを食べる
「風呂も寝るのも一緒にしたいくらいだ」
と、あいつはしょうゆを取る
ゴホッ
さっきのごぼうサラダが驚いた
俺は真正面にいるあいつを見る
味噌汁を飲み干して
あいつはこっちを見る
俺の茶碗にはあと二口分の白飯が残っている
が、余裕は残っていない