冷徹社長はかりそめ妻を甘く攻め落とす
シーツに押し付けられながら、瀬川さんの上半身が私にのしかかる。
誘ったのは私なんだと思う。ネットで叩かれてすぐ旦那様を誘う自分は珍獣にでもなった気分だったが、餌に食いつく肉食動物のような反応をちゃんと返され、たまらなくなった。
まだ趣味の悪いひまわり姿の私に欲情してくれる瀬川さんは何者だろう。神様かなにかだろうか。
「あっ……」
キスを落とされ、細く長い指が私の胸を弄び始めた。
黄色いカットソーはその動きに合わせてめくれ上がっていく。
「こんな格好で、すみませんっ……あっ……黄色と茶色は、変だって書いてあって……」
「俺は好きだ。ひまわりみたいでかわいい」
「あっ……やぁ……」
かわいいと言われるたびに、彼にすべてをさらけ出せる勇気が湧いてくる。
瀬川さんに応えたくて、感じたままの声と表情を隠さなかった。
それがとても気持ちいい。
「瀬川さんっ……」
彼の手は黄色い裾を胸の上まで持ち上げた。
下着が露わになった途端、彼の息は二倍くらい荒くなる。